あゆみの家で意見交換、障害者福祉からイノベーションを推進!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、新宿区立あゆみの家へ伺いました。
西落合にある施設で、18歳以上の身体障害者及び知的障害者を対象とした生活介護事業、短期入所及び日中ショートステイ事業、計画相談支援事業が行われています。

以前も施設の状況を見学させていただきましたが、コロナ禍での対応について伺いました。

入所されている方はリスクが高いこともあり、外出が難しくなったことで様々な工夫をされていました。
乗馬マシンを活用して大画面にチュニジアの画面を表示することでバーチャル旅行をされていました。
砂漠を走っている中で手動でドライヤーで送風するなど、とても本格的です。
他にも九州旅行など、様々な企画を手作りで進めてくださっていました。

他にも現場ではマッスルスーツを着用してお仕事をされていました。
介護現場では腰を痛めてしまう方が多く、大きな課題となっています。
神楽坂の東京理科大学発ベンチャー企業が開発されているようですが、地元からイノベーションを推進いただきとても心強いです。

他にも意思決定ができるよう視線入力にも取り組まれていました。
インターネット選挙ができるようになれば、新しい投票の方法として確立できるのではないかと感じました。

意見交換をしている時に、分身ロボットOriHimeの事例をご紹介しました。
分身ロボットを活用することで、一方的な支援ではなく、遊んだり仕事をすることができる状態が望ましいと考えています。

例えば、何かしらの方法でサイコロをふることができれば、障害のあるなしに関わらず対等な立場でゲームに参加できます。
また、分身ロボットを活用してあゆみの家の利用者にカフェ等でお仕事をしていただくことは、付加価値になる可能性があります。

障害者福祉は課題が大きいため、引き続き議会を通じて支援に取り組みます。
その上で、イノベーションの可能性を感じており、スタートアップ新宿として全力で推進します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社