本日、9月20日からはじまった長かった決算委員会が終了しました。
と言っても私は委員ではなかったので、ネット中継を立ち上げ質疑と答弁を聞いていました。
本会議では質問も答弁も原稿の音読で儀式的なところもありますが、アドリブのやり取りがある委員会の方が傍聴やネット中継の閲覧をしていて見ごたえがあります。
また、区役所にある控え室(≒事務所)では、決算委員会が音声により放送されていました。
普段所属している文教子ども家庭委員会のような委員会では、特定の部署以外からの答弁をいただくことがませんし、テーマも決まっています。
しかし、決算委員会の場合は全部署から職員が集まっているため、部署を超え俯瞰的な視点から区政に関する質疑を行うことができる貴重な機会です。
若者関連事業、Webサイトの運用、ICT、また公共施設のあり方など、私が委員だったら絶対に質疑しようと思っていた課題を取り上げてくださることもありました。
また、議論を伺っていると数千万円、数億円と大きな単位の予算の事業がたくさん。
その費用対効果について疑問が残る事業がたくさんあることを改めて実感しました。
税金は天から降ってくるわけではありません。
意思とは関係なくあらゆる財布から強制的に徴収されるものであり、ご承知の通り投資をしてもイケてないリターンが生まれることもよくあります。
要望は無限にある中で、特定の層へ利益が偏らないよう公平に、そして納税者が損をしないよう自治体経営を行うことが必要です。
今回の決算委員会でも貴重な議論がたくさんあったので、区政の前進につながっていくことを願います。
委員のみなさま、本当にお疲れさまでした。
それでは本日はこの辺で。