こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
Edtech特集の記事が公開されました。
今回は、世界初の人工知能型教材Qubena(キュビナ)を開発されている、株式会社COMPASSの神野元基さんを取材させていただきました。
神野さんのお話は衝撃的で、この記事を書くために連載してきたと言っても過言ではありません。
中1でも中3数学が解ける。世界初人工知能型教材Qubenaの圧倒的成果 | The Urban Folks
私が神野さんとお会いしたのは、2014年でした。
まだ選挙に立候補する前で、入居していた新宿区内にあるベンチャーキャピタルのシェアオフィスで出会いました。
神野さんは人工知能搭載型教材を開発する前でしたが、その構想を聞いた時に衝撃を受けました。
実際に学習塾で子どもに勉強を教えながら、効率的な学習、さらに未来を生き抜くために必要な教育について試行錯誤されていました。
すでに成果を出されていて、Qubenaを使って学習した生徒の多くは、中1の段階で中3まで終わってしまうとのことです。
さらに、学習指導要領を無視すれば(笑)、最大で10倍程度までの効果が出せるとのお話は衝撃的でした。
また、中学の時点で大学レベルの数学まで終わってしまう子どもたちのお話を伺いました。
実体験からも、これは極端な話ではないと理解しました。
私自身が昨年、Edtechや人工知能を理解するために、数学を学びなおしました。
その際にお世話になったキカガクさんでは、中学の一次関数から行列の計算、偏微分、線形代数などの単元を、手書きの数学で学習しました。
「Edtech連載・第3回」数学とプログラミングの可能性。AI教育ベンチャーが語る学びの未来(前編) | The Urban Folks
「Edtech連載・第3回」数学とプログラミングの可能性。AI教育ベンチャーが語る学びの未来(後編) | The Urban Folks
学習期間はたったの二日でしたが、文系出身の私でも単回帰分析、重回帰分析、サポートベクターマシン、あるいはディープラーニングなどのプログラミングを行う際に数学を用いることができました。
つまり、中学生でも効率よく数学を学習することができれば、機械学習のプログラミングができる可能性があるということです。
神野さんの取り組みで特に素晴らしいのは、効率的な学習を行うことで時間を短縮し、その時間で未来を生き抜くための教育を行なっていることです。
前回ご紹介させていただいた戸田市での落合陽一さんの授業とも共通しますが、学校で学んできたことの先へと進まなければなりません。
戸田市の小学校でプログラミング教育や落合陽一氏の授業! | The Urban Folks
ぜひ、詳しくは記事本編をご一読いただければと思います。
中1でも中3数学が解ける。世界初人工知能型教材Qubenaの圧倒的成果 | The Urban Folks
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Edtech自体が教育関係者に馴染みがなく、スタートアップの中でも少しニッチな印象があります。
しかし、私はこれから未来を大きく変えるのはEdtechだと確信して、現場のベンチャー精神を記事にさせていただきました。
これまで書かせていただいたすべての記事に自信があります。
教育関係者、政治家、児童生徒、保護者のみなさまにもぜひ記事をお読みいただき、教育へのアクションを起こしていただれば幸いです。
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私自身も政策調査の一環で取材をさせていただきました。
新宿区議会を通じて提言を行ってまいります。
それでは本日はこの辺で。